U-PE(超高分子量ポリエチレン)樹脂の物性について解説します

U-PE 超高分子量ポリエチレン樹脂

最高の耐衝撃性、耐摩耗性に優れたエンプラ

U-PE(超高分子量ポリエチレン)の略号・名称

超高分子量ポリエチレン材料

U-PEまたは、 UHPE, UHMWPE
(Ultra High Molecular Weight Poly Ethylene)
超高分子量ポリエチレン

基本グレード:白色

 

U-PE(超高分子量ポリエチレン)の化学式

ポリエチレン分子製造時間を長くすることによって、通常2~30万の分子量を100~700万にまで高めた「超高分子量」のポリエチレン。 従って、化学式等はポリエチレンを参照。

 

U-PE(超高分子量ポリエチレン)の物性の特徴

耐衝撃性(最高)

プラスチック中で最高の値。 PC(ポリカーボネート)を上回る非常に高い耐衝撃性。

耐摩耗性・自己潤滑性に優れる

POM(ポリアセタール)やフッ素樹脂、PA66ナイロンよりも優れた耐摩耗性をもち、自己潤滑性・摺動特性に優れている。

耐薬品性があり、食品衛生安全樹脂として使われる

強酸を除く薬品に対して侵されない。 無害。食品に直接接触しても安全。

低い吸水性→寸法安定性 水を使用する部分に最適。

軽い 比重が0.92-0.94、水に浮く。

連続使用温度

連続使用温度80℃。 低温連続使用温度-100℃。低温域でも高い耐衝撃性・耐摩耗性を維持する。

U-PE(超高分子量ポリエチレン)の用途

プラスチックの中で最高の耐衝撃性と優れた耐摩耗性を活かし、搬送機械類のガイドレール、コンベア、ローラーなどの部品。 優れた低温特性を活かし、スノーモービルのスキー部やギアレール部に。 また耐摩耗性・寸法安定性を活かし、各種機械部品のギアなどにも用いられる。 さらに耐薬品性で無害もあるため、食品衛生法にも適しており、食品加工機械部品にも使用される。

 

【ご注意】 掲載データ及び記述等は、これを保証するものではありません。参考としてご覧下さい。 設計・製造の際は、各材料メーカーの物性情報をご確認下さい。
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