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プラスチックの基礎知識

プラスチックの燃焼性 プラスチックの基礎知識

プラスチックが燃焼時するときの様子の違いで見分けてみましょう!

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プラスチック燃焼時の状況比較

プラスチックの見分け方は、一般的に色、光沢、質量感、水に浮くか否か、叩いた時の音 などの性質から、大体判りますが、あいまいな時は、燃やした時の状態で、判別することができます。 下表は燃焼時の特徴をまとめました。


プラスチック名 燃焼 炎除去 炎色 状態 におい 備考

熱硬化性樹脂

PF フェノール 自己消火
布・基材燃
  ホルマリン臭 CO, CO2, メタン, アセトン発生。鮮色出ず
UP 不飽和ポリエステル 黄(黒煙)   スチレンモノマー臭 CO、ギ酸酢酸発生
UF ユリア 自己消火 (端淡青)   尿素臭 N化合物のガス発生
MF メラミン 自己消火 淡黄   尿素臭 CO、CO2発生
PUR ポリウレタン 橙黄(黒煙)   ホルマリン臭 CO, ホルマリン発生,紫外線で淡青色蛍光

熱可塑性樹脂

PVC 塩化ビニル 自己消火 黄(有煙) 軟化・失透 塩酸 塩化水素発生
PVAC 酢酸ビニル 自己消火 黄 (黒煙) 軟化 酢酸 CO、CO2発生、燃焼性のものもあり
PMMA アクリル 黄(黒煙) 軟化・滴下 アクリロニトリル臭 CO、CO2発生
PS スチロール 青色(黒煙) 軟化・亀裂 パラフィン(刺激臭) CO、CO2、スチレン発生。たたくと金属音
PA ナイロン 徐々に 自己消火 (先端黄) 溶融・滴下 焼けた羊毛臭  
PE ポリエチレン (先端黄) 滴下・燃 パラフィン臭 水に浮く、比重0.92-0.96
PP ポリプロピレン (先端黄) 滴下・燃 パラフィン臭 水に浮く、比重0.92
PC ポリカーボネート 自己消火 無炎/青色 滴下・燃 ホルマリン臭 CO2、メタンガス発生
ABS 黄色(有煙) 溶融 ゴム臭  
PTFE 4フッ化エチレン 自己消火   変形   ワックス状
CA アセテート 黄(黒煙) 軟化 酢酸  
CAB プチレート 溶融 特有  
PVDF フッ化ビニリデン 自己消火 黄(黒煙) 溶融    

【出典】 タキロン工業用材料「物性と設計」 (※転載許可を頂いております。)