プラスチックの基礎知識

PMMA(アクリル)樹脂基本情報

PMMA(ポリメタクリル)樹脂の物性の基本情報について

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PMMAアクリル樹脂: 抜群の透明性、水族館の水槽にも使用

PMMA(アクリル)の略号・名称

アクリル PMMA 材料
  • 略号PMMA (Poly Methyl Methacrylate)
  • 名称ポリメチルメタクリレート樹脂 (ポリメタクリル酸メチル樹脂)
  • 呼称アクリル」と呼ばれる。 英語では「Acrylic Resin」。
  • 外観自然色: 透明。(4大透明樹脂の一つ)

 

PMMA(アクリル)化学式

[CH2C(CH3)(COOH3)]n

PVCの構造式

アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの重合体(ポリマー)。

 

PMMA(アクリル)物性の特徴

長所

高い光透過性 94% 一般ガラスよりも透過率が良い。 有機ガラスと呼ばれる。
強度、剛性が大きい 機械加工やヒーター曲げなども容易
耐候性は良好
コストが安い

短所

衝撃に弱い
耐熱性が低い 連続耐熱温度が60℃~95℃
酸には強いが、強アルカリや有機溶剤に侵される

PMMA(アクリル)加工の特徴

アクリルの加工は、切削加工、溶接 · 接着 · 曲げ加工、成形など一般的なプラスチック加工全般にわたって行いやすい。

 


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