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プラスチック・樹脂の用語解説 あ行

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異性体(アイソマー)


Isomer (アイソマー)

分子式又は分子量は同じであるが、分子構造が異なるもの同士を互いに「異性体」であるという。

異性体は大きく次の二つに分類することができる。

構造異性体
分子式は同じでも、構成する原子の結合の仕方(順序や構造)が異なる分子同士をいう。(骨格異性、位置異性、官能基異性など)

ex) ブタンとメチルプロパン
どちらも分子式 C4H10 であるが、ブタンは H3C-CH2-CH2-CH3 、メチルプロパンは H3C-CH(CH3)-CH3 というように構造(式)は異なる。

以上の様に構造異性体では、その化学的性質が大きく異なる場合が多い。

立体異性体
互いに鏡に映した鏡像のような関係にある異性体。

ex) アイソタクティックPPとシンジオタクティックPP (二種類のポリプロピレン)
PPのメチル基がひとつの側に並ぶものをアイソタクティックPPといい、
PPのメチル基が互い違いの側に配列するものをシンジオタクティックPPという。

立体異性体同士は、その化学的性質は似て(構造異性体のように大きな違いはない)いるが、多少の違いはある。
例えば、上記の二種類のPPでは、アイソタクティックPPの方がより硬く、熱に強い。

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