プラスチック加工・樹脂加工の専門サイト KDAのプラスチック加工技術
プラスチック規格素材

KDAが作るPEEKの主要物性

自社技術スマート成形®で製造したPEEK規格品の材料物性

  1. HOME
  2. 製品TOP
  3. 物性PEEK

スマート成形®によるPEEKの物性

当社が開発したプラスチック特殊成形法『スマート成形®』によるPEEK規格素材製品は、PEEK樹脂に備わる幾つかの特性を更に高めた物性を示し、コスト面でも無駄を省く工程により低価格でご提供できる製品となっています。

オーソドックスなPEEKナチュラルグレードのペレットより、従来一般的な射出成形による試験片と、弊社特殊成形による試験片を用いて比較実験を行った結果を下表に示します。


• PEEKナチュラルの物性比較

  単位 射出成形 スマート成形®
比重   1.29 1.30
融点 337.5 341.0
曲げ強度(速度2㎜/分) MPa 145 170
曲げ弾性率 MPa 3400 4200
引張破断強度 MPa 77 (50mm/min) 81 (50mm/min) 100 (5mm/min)
引張弾性率 MPa 3620 3690
硬度(ショアD) Hs 87 89
線膨脹係数
Tg以下|Tg以上
長手方向 x10-5/K 5.06 10.81 5.76 11.67
短手方向 5.94 13.14 5.85 12.60
厚み方向 6.75 15.84 4.98 11.71
荷重たわみ温度(1.80MPa) 148.5 161.3

試験: 2015年3月5日
引張試験機:SHIMAZU製Autographag-x plus-20kN, ショアD硬度試験条件:ASTM D2240, 融点:SII製X-DSC7000
比重:Mettler製ME-33360, 線膨脹係数:熱機械的分析装置TMA(ExstarTMA/SS7100ナノテクノロジー社製)
荷重たわみ温度:熱変形測定機器(Heat Distoration Tester HD-PC/Yasuda製), 試験片:ISO準拠


• KDA製PEEKの特長

曲げ強度曲げ弾性率引張強度などにおいて、一般射出成形よりスマート成形®の値が高くなっています。 

• 荷重たわみ温度が一般射出成形(148.5°C)に対してスマート成形®(161.3°C)と高く、耐熱性も向上しています。


• その他

弊社スマート成形®は、一般射出成形とは製法が異なるため、薄い板材の様な形状でも射出成形より反りにくいという特長もあります。