プラスチック機械精密加工

精密プラスチック加工(NCルーター加工)

(株)KDAのNCルーター加工で、精密なプラスチック加工を!

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これらの写真は、NCルーターによる精密プラスチック加工のシーンです。 大きなプラスチックの板材をテーブルに乗せ、求める形状を切削して「抜き」ます。 並列ヘッドで同時に同形状のものを加工できます。

NCルーターとは?

NC旋盤のイメージ

ルーター加工機は、元々の木工用からプラスチックや軽金属をも切削できるように進化してきたもので、大きな板材を広いテーブルに吸着固定させた状態で、上部からの回転工具の移動、又はテーブルの移動によって、目的の形状を切削します。

その殆どが数値制御装置(NC)によってコントロールされており、ATC(自動工具切り替え装置)を搭載したものもあります。

また、並列多軸ヘッドを搭載したものは、同じ形状を同時に複数個加工することも可能です。

 

複数の並列ヘッドで同時加工!ワンプロセッシング2by2®

NCルーター並列4軸

並列4軸ヘッドが同じ動きをする事によって、同じ形状を同時に4個加工する事が可能です。

数量が多い場合、その加工時間は、ひとつ一つ仕上げる場合の4分の一! もちろん、加工時間が短い分、低価格でのご提供が可能です。

 

NCルーター加工と他の加工の連携

NCルーターによって大判のプラスチック板材からパーツを切削した後、次の加工を行う事によって様々なタイプの製品を製造する事が出来ます。

接着(溶着)加工

プラスチック接着加工

NCルーターで抜いたプラスチックパーツを接着(溶剤接着)して、ケースなどの製品を作ります。
写真: PVC(塩ビ)、PMMA(アクリル)のパーツを接着し、ケースを製造。
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溶接加工

プラスチック溶接加工

パーツを接着(溶剤接着)して形を作り、更に溶接で接合して強固に仕上げます。
写真: PVC(塩ビ)のパーツを接着後、溶接棒をヒーターで溶かしながら各種筐体を製造。
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曲げ加工

プラスチック曲げ加工

パーツを加熱して型に沿って曲げ、更に接着や溶接で接合して仕上げます。
写真: アクリル板を曲げ、接着して作るケース(左)、重合接着で大型水槽(右)も作れます。
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NCルーター加工で扱うプラスチック材料

スーパーエンプラ PEEK、PPS、ウルテム、テフロン、PCTEF、PVDF、ポリスルホン、ポリアミドイミド など
エンプラ PA6、PA66、MCナイロン、POM、ポリカーボネート、PET、PBT、ノリル、PBT、UPE など
汎用樹脂 ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ABS、アクリル など
熱硬化性樹脂 ベークライト、ガラエポ など
その他 特殊開発樹脂、軽金属 など

加工製品の応用分野

半導体・液晶分野 : 製造装置筺体パーツ、ラッピングマシーン用部品

医療・理化学分野 : 実験装置筺体、実験用水槽、培養プレート、各種実験装置部品 など。

その他 : 食品製造装置用ホッパー、水族館水槽、展示ケース など。





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